同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。
新作情報や日常のできごとなど
フライパンは消耗品。
シナリオ担当、海藤拓実です。
一年一個のペースでダメにしてます。
使い方が悪いのか、それとも料理しすぎなのか……。
本当、あっという間に使えなくなりますね。
包丁は六年使って錆も刃こぼれもないんですけどね。
無駄に本職用使ってます。銘刀です。便利です。
いいものはいい。本当に。
さて、今回は発表済みの二作に登場したキャラクター、鷹塚楓(たかつか かえで)のご紹介です。
もうこれぐらいしか話すことないしねぇ。
キャラクターとしては、「Pastel Pallet」の元シナリオが初出です。
俺が手直しする前のシナリオにいたってことですね。
それに俺がちょこっと手を加えて、キャラクターとして成立しました。
あくまでちょこっとです。元から結構人格が確立されていたので。
どんな物語にも主人公を導く役割を担うキャラがいますが、彼女はそれにあたります。
まあ、大人ってことですね。年齢的にも精神的にも。
主人公やその他のキャラがわかっていないことをわかってる人です。
鷹塚さんに関して言えば、あくまで人の上に立つことはなく、ただ面白そうだからとか、放っとくのはつまらないからとか、そんな理由で導き手の役割をこなします。
では、何故これが次回作の「Strafe」にも出たか、というと。
特に理由はありません。
キャラクタ―として使い勝手がよかったってのもあります。
もし二作品とも手にしてくれた方がいたら、ニヤッと出来るかも、というのもあります。
ただ一番の理由としては、ホントに何となく、です。
割と傍若無人なキャラなので、時空の壁とか年齢とか吹っ飛んでもいいんじゃないかなーと。
海藤の適当さが露骨に出てますね。
個人的にはこういう人を食ったような大人が大好きで、書いていて楽しいってのも事実ですけど。
何というか、「負」のものを突き詰めるとかっこよくなる、みたいな。
例えば煙草みたいなもんです。あれ自体は百害あって一利なしの無駄なものですが、かっこいい人が吸うと、煙草の価値は何故だか上がり、煙草を吸ってる人もまた、数段かっこよくなる。
物だけじゃなく、性格とかでも同様です。クズも突き詰めればかっこよくなります。創作上においては。
鷹塚さんはクズではないですが、やっぱり人として褒められるような大人じゃない。
でも本人は褒められようとなんかしてない。それどころかそれでいいとすら思ってるでしょうね。
でも、そういうところがかっこいい。素敵。一生ついて行きます。みたいな感じになる。
これは僕が思う「導き手」としてはかなり魅力的なものだと思っています。
偉そうな仙人とか、先生とか、王様とか、先輩とか。
凄くて高潔、どこにも欠点ない! みたいな導き手に導かれる物語って、そうとう頑張らないとタカが知れたものなると思うんですよね。
口で説明するのは難しいです。
例えば。
高潔先生「夕日に向かって走れ! さあ俺について来い!」
鷹塚さん「走りたければ走れ。私はラーメン食いに行くぞ」
すごい王様「お前はやれる人間だ。さあ、諦めずに戦いに行け!」
鷹塚さん「自分で決めたことならやれ。辞めたきゃ辞めろ」
神様仏様「あなたが進む道を示しましょう。信じるのです」
鷹塚さん「何をすればいい? 知らん、それよりも煙草吸っていいか?」
完璧先輩「失敗しても立ち上がれ! さあ、早く!」
鷹塚さん「よく頑張ったな。さ、逃げるかもう一度やるか、どうする?」
超絶導き手「さあ、ちゃんと決断するんだ! お前なら出来る!」
鷹塚さん「悩んでるのか? 話だけなら聞いてやるぞ」
こんな感じです。書いてて思いましたが、非常にあまのじゃくですね。
さて、どっちがいいですか? 僕は絶対に鷹塚さんです。
何というか、信頼の裏返しみたいなものが垣間見えるんです。
信じるものがあるなら、信じてみろ。自分が納得いくまで。そう言われてる様な気がするんですよ。
正直「これはいいもんもらった」と思いました。このキャラに関しては。何度も何度も使える素敵なキャラです。
……なので、これからも顔を見せると思います。
よろしくお願いします。
最後に一言。
そんな鷹塚さんの乙女なところとか、書きたいな。
どっかで。
シナリオ担当、海藤拓実です。
一年一個のペースでダメにしてます。
使い方が悪いのか、それとも料理しすぎなのか……。
本当、あっという間に使えなくなりますね。
包丁は六年使って錆も刃こぼれもないんですけどね。
無駄に本職用使ってます。銘刀です。便利です。
いいものはいい。本当に。
さて、今回は発表済みの二作に登場したキャラクター、鷹塚楓(たかつか かえで)のご紹介です。
もうこれぐらいしか話すことないしねぇ。
キャラクターとしては、「Pastel Pallet」の元シナリオが初出です。
俺が手直しする前のシナリオにいたってことですね。
それに俺がちょこっと手を加えて、キャラクターとして成立しました。
あくまでちょこっとです。元から結構人格が確立されていたので。
どんな物語にも主人公を導く役割を担うキャラがいますが、彼女はそれにあたります。
まあ、大人ってことですね。年齢的にも精神的にも。
主人公やその他のキャラがわかっていないことをわかってる人です。
鷹塚さんに関して言えば、あくまで人の上に立つことはなく、ただ面白そうだからとか、放っとくのはつまらないからとか、そんな理由で導き手の役割をこなします。
では、何故これが次回作の「Strafe」にも出たか、というと。
特に理由はありません。
キャラクタ―として使い勝手がよかったってのもあります。
もし二作品とも手にしてくれた方がいたら、ニヤッと出来るかも、というのもあります。
ただ一番の理由としては、ホントに何となく、です。
割と傍若無人なキャラなので、時空の壁とか年齢とか吹っ飛んでもいいんじゃないかなーと。
海藤の適当さが露骨に出てますね。
個人的にはこういう人を食ったような大人が大好きで、書いていて楽しいってのも事実ですけど。
何というか、「負」のものを突き詰めるとかっこよくなる、みたいな。
例えば煙草みたいなもんです。あれ自体は百害あって一利なしの無駄なものですが、かっこいい人が吸うと、煙草の価値は何故だか上がり、煙草を吸ってる人もまた、数段かっこよくなる。
物だけじゃなく、性格とかでも同様です。クズも突き詰めればかっこよくなります。創作上においては。
鷹塚さんはクズではないですが、やっぱり人として褒められるような大人じゃない。
でも本人は褒められようとなんかしてない。それどころかそれでいいとすら思ってるでしょうね。
でも、そういうところがかっこいい。素敵。一生ついて行きます。みたいな感じになる。
これは僕が思う「導き手」としてはかなり魅力的なものだと思っています。
偉そうな仙人とか、先生とか、王様とか、先輩とか。
凄くて高潔、どこにも欠点ない! みたいな導き手に導かれる物語って、そうとう頑張らないとタカが知れたものなると思うんですよね。
口で説明するのは難しいです。
例えば。
高潔先生「夕日に向かって走れ! さあ俺について来い!」
鷹塚さん「走りたければ走れ。私はラーメン食いに行くぞ」
すごい王様「お前はやれる人間だ。さあ、諦めずに戦いに行け!」
鷹塚さん「自分で決めたことならやれ。辞めたきゃ辞めろ」
神様仏様「あなたが進む道を示しましょう。信じるのです」
鷹塚さん「何をすればいい? 知らん、それよりも煙草吸っていいか?」
完璧先輩「失敗しても立ち上がれ! さあ、早く!」
鷹塚さん「よく頑張ったな。さ、逃げるかもう一度やるか、どうする?」
超絶導き手「さあ、ちゃんと決断するんだ! お前なら出来る!」
鷹塚さん「悩んでるのか? 話だけなら聞いてやるぞ」
こんな感じです。書いてて思いましたが、非常にあまのじゃくですね。
さて、どっちがいいですか? 僕は絶対に鷹塚さんです。
何というか、信頼の裏返しみたいなものが垣間見えるんです。
信じるものがあるなら、信じてみろ。自分が納得いくまで。そう言われてる様な気がするんですよ。
正直「これはいいもんもらった」と思いました。このキャラに関しては。何度も何度も使える素敵なキャラです。
……なので、これからも顔を見せると思います。
よろしくお願いします。
最後に一言。
そんな鷹塚さんの乙女なところとか、書きたいな。
どっかで。
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オールブランうめえ。
シナリオ担当、海藤拓実です。
……あれ、こないだも同じようなこと(ry
ドライフルーツ入りのが好きなんですが、あまりレーズンが好きではないんですよね。
なんかあの食感、さくさくしたシリアルとは相容れないと思いませんか?
ま、食べますけど。
文句あるならプレーン買って好きなフルーツ混ぜろって話ですし。
さて、一周間を置いて「Strafe」。
今回紹介するのはサブキャラクター木田賢吾(きだ けんご)。
通称木田ちゃんです。
ヒロインではないですが、主要キャラなので数字が入ってます。
5です。名前にそのまま「五」が入った字を入れ、そのまま読ませました。あと「田」が画数5の漢字なので何となく入れました。
……もっとひねるべきだったでしょうか……?
ここではご紹介出来ないですが、数字のついたキャラは7までいます。
特に最後の7のキャラは、口にするだけでネタバレなので何も言えません。
そのくせ、わりと名前、ひねってるんだよなあ。……ここで紹介したいぐらい。
雑談ついでに紹介すると、6はサイトのサブキャラのところにいる芥川陸(あくたがわ りく)となります。
陸という字が大字で6なので、陸となりました。
苗字はすぐ死ぬから芥川です。他スタッフにも言ってなかったけどねw
薄命イメージからそのままつけちゃいました。
さて、木田ちゃんへと話を戻しましょう。
以前ここで、主人公である零司が実験的なキャラで、人間性が定まっていないという話をしたのですが、それに対する対策というようなものとしての役割を、木田ちゃんは担ってくれています。
このゲームの一番の大切な選択肢は、木田ちゃんから与えられます。
「……お前さ、ここ、気に入ってるか?」って一言です。
つまり、舞台となっている島での生活をどう思ってるかって質問なわけです。
ここの返答次第で、先のストーリーとシナリオ担当が変化するのですが……。
そもそもこういう発想に至るっていうのは、主人公本人に課せられる役割みたいなものだと思うんですよ。
例えば「アルカトラズからの脱出」、または「ショーシャンクの空に」(あ、実は本編にもちょろっと顔を見せる映画です)。
例えが映画しかなくて申し訳ないですが、閉じられた空間が舞台となるものって、大抵そこから出ようという意志を主人公は持つわけです。
別に孤島じゃなくてもいいです。束縛のキツい環境を、自らの手で変えてやろうとかでも同じようなものです。
とにかく「正義」を持つってことですね。
零司は最初それを持ち合わせていないので、その役割を木田ちゃんに担ってもらいました。
いや、厳密に言えば零司にも正義はありますけどね? その完全な発現は彼一人では出来なかったので。
その手伝いを出来る程度には、木田ちゃんは自己を確立させていて、しかも行動するだけの気力もある。
何となく僕が言いたいことを理解してくれる方がいらっしゃると思いますが、こいつの立ち位置はまんま「主人公」なんです。
詳細は省きますが、こいつがやってることはまんまクリント・イーストウッド扮するフランク・モリスみたいなもんです。
というか木田ちゃん自身完全にイーストウッドのファンだったりします。
小ネタはともかく、他者を動かすような無根拠なカリスマとかも、木田ちゃんは持ち合わせてる。
それらをひっくるめた力が、主人公である零司を動かしている。
総評すると、零司にハッパをかけるという意味でも、零司を引き立てるという意味でも木田ちゃんの役割は重要で、こいつがいないと何となく「Strafe」は今よりもしまらない物語になったのではないか、とすら思います。
それほどまでに、こいつは重要キャラです。
しかし、です。
サブキャラです。こいつはある意味でヒーローですが、主人公ではありません。
断じて。
……まあ、ね。この物語で、イーストウッドのファンになれるほど映画好きってどういうことなんでしょうねってことよ。
とまあ、そんなことを匂わせつつ、今回はここらで締めと致します。
最後に一言。
これで、今ご紹介出来る作品のキャラ紹介は終了です。
……なんです……が。
紹介出来そうな人、もう一人いるんですが……するべきなのでしょうかね?
シナリオ担当、海藤拓実です。
……あれ、こないだも同じようなこと(ry
ドライフルーツ入りのが好きなんですが、あまりレーズンが好きではないんですよね。
なんかあの食感、さくさくしたシリアルとは相容れないと思いませんか?
ま、食べますけど。
文句あるならプレーン買って好きなフルーツ混ぜろって話ですし。
さて、一周間を置いて「Strafe」。
今回紹介するのはサブキャラクター木田賢吾(きだ けんご)。
通称木田ちゃんです。
ヒロインではないですが、主要キャラなので数字が入ってます。
5です。名前にそのまま「五」が入った字を入れ、そのまま読ませました。あと「田」が画数5の漢字なので何となく入れました。
……もっとひねるべきだったでしょうか……?
ここではご紹介出来ないですが、数字のついたキャラは7までいます。
特に最後の7のキャラは、口にするだけでネタバレなので何も言えません。
そのくせ、わりと名前、ひねってるんだよなあ。……ここで紹介したいぐらい。
雑談ついでに紹介すると、6はサイトのサブキャラのところにいる芥川陸(あくたがわ りく)となります。
陸という字が大字で6なので、陸となりました。
苗字はすぐ死ぬから芥川です。他スタッフにも言ってなかったけどねw
薄命イメージからそのままつけちゃいました。
さて、木田ちゃんへと話を戻しましょう。
以前ここで、主人公である零司が実験的なキャラで、人間性が定まっていないという話をしたのですが、それに対する対策というようなものとしての役割を、木田ちゃんは担ってくれています。
このゲームの一番の大切な選択肢は、木田ちゃんから与えられます。
「……お前さ、ここ、気に入ってるか?」って一言です。
つまり、舞台となっている島での生活をどう思ってるかって質問なわけです。
ここの返答次第で、先のストーリーとシナリオ担当が変化するのですが……。
そもそもこういう発想に至るっていうのは、主人公本人に課せられる役割みたいなものだと思うんですよ。
例えば「アルカトラズからの脱出」、または「ショーシャンクの空に」(あ、実は本編にもちょろっと顔を見せる映画です)。
例えが映画しかなくて申し訳ないですが、閉じられた空間が舞台となるものって、大抵そこから出ようという意志を主人公は持つわけです。
別に孤島じゃなくてもいいです。束縛のキツい環境を、自らの手で変えてやろうとかでも同じようなものです。
とにかく「正義」を持つってことですね。
零司は最初それを持ち合わせていないので、その役割を木田ちゃんに担ってもらいました。
いや、厳密に言えば零司にも正義はありますけどね? その完全な発現は彼一人では出来なかったので。
その手伝いを出来る程度には、木田ちゃんは自己を確立させていて、しかも行動するだけの気力もある。
何となく僕が言いたいことを理解してくれる方がいらっしゃると思いますが、こいつの立ち位置はまんま「主人公」なんです。
詳細は省きますが、こいつがやってることはまんまクリント・イーストウッド扮するフランク・モリスみたいなもんです。
というか木田ちゃん自身完全にイーストウッドのファンだったりします。
小ネタはともかく、他者を動かすような無根拠なカリスマとかも、木田ちゃんは持ち合わせてる。
それらをひっくるめた力が、主人公である零司を動かしている。
総評すると、零司にハッパをかけるという意味でも、零司を引き立てるという意味でも木田ちゃんの役割は重要で、こいつがいないと何となく「Strafe」は今よりもしまらない物語になったのではないか、とすら思います。
それほどまでに、こいつは重要キャラです。
しかし、です。
サブキャラです。こいつはある意味でヒーローですが、主人公ではありません。
断じて。
……まあ、ね。この物語で、イーストウッドのファンになれるほど映画好きってどういうことなんでしょうねってことよ。
とまあ、そんなことを匂わせつつ、今回はここらで締めと致します。
最後に一言。
これで、今ご紹介出来る作品のキャラ紹介は終了です。
……なんです……が。
紹介出来そうな人、もう一人いるんですが……するべきなのでしょうかね?
誰かとの巡り合わせを願ってるのか願ってないのか。
シナリオ担当、海藤拓実です。
誰とも出会わないのは寂しいけれど、出会ったら出会ったで、いろいろと悩みが生じるものですね。
今日も今日とて「Strafe」。
今回紹介するのは、零司が出会ったことを心底後悔した、霰嬢梨桜(さんじょう りお)です。
数字は3です。ぶっちゃけ音だけです。
3のお嬢様だから、霰嬢。
桜は早ければ三月に花をつけるってことであやかったかも。
……そんなことなかったかな? まあそこまで作り込みませんでした。
……てな背景とは逆に、キャラはそこそこ作り込みました。
さっくり言えばお嬢様キャラです。でもやっぱり世界観にかなり影響されています。
お嬢様キャラっていうのは、いくつかあるパターンのどれかの影響を受けて、高飛車になるっていう図式をよく見ますね。
霰嬢もそんな感じです。どうしてそうなったかはネタバレなので言いませんが。
とりあえず、自分の欲するものに対して、手段を選びません。
キツいキャラです。出来ることなら、僕もお近づきになりたくありません。
キャラのことを語る前にストーリーについて。
霰嬢が担当する感情は「傲慢」と「嫉妬」です。
前者はまあ何となくキャラからわかると思います。
後者は……まあ、高飛車なお嬢様に付属する感情としては、物凄く似合いか、まったく似合わないか、どちらかでしょうね。
霰嬢は……うーん。個人的には似合うと思うけど……。
彼女はそもそも、物語の舞台である島にいることを快く思っていません。
いや、それは当たり前か。つまり、まったく納得してないってことです。
傍から見れば当然の理由があるんですが、霰嬢本人は島にいることを、不当だと思ってる。当たり前のように。
正否はともかく、零司とは別に、自分の意志と価値観をきちんと持っているキャラであると言えます。
故に、零司とはぶつかる宿命にあります。零司はしっかり芯を持っていないですから、霰嬢からしたら何で生きているのかわからないわけです。
零司も、我が強すぎる霰嬢が苦手、というか。自分とはまったく違う生き物にしか見えない。故に目に見えて反発しあいます。
それに、「身内の死」という過去も。
詳しくは述べませんが、零司と同じように、霰嬢も……。その辺に対する価値観の違いも、二人の対立を加速させています。
とまあ、完全に理解し合えない二人ですが、正義の味方と悪の親玉とか、そういう関係とは違いますね。
言うなれば両方悪です。悪人と悪人って、相容れないじゃないですか、悪同士って。味方でなければ。
なんかもう接し方どうこうじゃなく、零司と霰嬢は出会ってしまったことが間違いです。
そんな二人ですが、あるルートでは……。
げふん、いや、別に? 何もありませんけど。
ともかく、霰嬢は、前にご紹介した巴と同じように意志に溢れたキャラクターなので、さほど苦労せずにキャラを動かすことが出来ました。
二つの感情も、そこから自然と紡ぎ出されたというか……。
また、他ルートでもそこそこ活躍するのが霰嬢です。
ああ、なんか「憤怒」でも活躍したんでしたっけ?
僕が書いたわけではないので、よくわからないですけど。
ともかく、きちんと自分を持っているってのは魅力ですね。
リアルでも、創作でも。
最後にちらっと雑談。
嫌な出会いを嫌がるのは人として当然ですが……。
良い出会いを後悔するって感覚、わかりますかね?
完全に海藤個人のことですけど。
まあ、人並みに悩んで、苦しんでいるわけですが……。
辛い思いするなら、家にこもっていればよかったのかなあ。
なんて思う、今日この頃でした。
今度こそ最後に一言。
今回でヒロイン紹介は終了ですが、まだ「Strafe」についてのお話は続きます。
次回は、いろいろな意味で欠かせない男のご紹介です。
ああ、胃が。胃がアアアア。
シナリオ担当、海藤拓実です。
去年痛めた時に完全に弱ってしまったようです。
海藤の体調という全人類にとってどうでもいい話は置いておいて。
今日も今日とて、「Strafe」のご紹介。
今回はヒロイン、水樹仙華(みずき ひとは)です。
このキャラの数字は1。
「ひとつ」という音に関連して「ひとは」という名に。
漢字は水仙の花が一月の誕生花とすることにちなんでいます。
苗字に「水」が入るのもここから。
そこに字面と響きのいい二つの植物の字を入れて完成となりました。
海藤の微妙な創作歴の中でもトップクラスにひねた名前です。
同時に、もっともお気に入りのネーミングでもあります。
最大の誤算としては、作中で名前で呼ばれることがあまりないこと。
せっかく素敵な名前だったのに……うごごごごご。
一人称を「仙華」にすればよかったのでしょうか?
いや、駄目か。
ではキャラクターについて。
性格としては、作風にかなり引っ張られたところがあります。
陰鬱な世界環境だからこういう風になった剣児とはちょっと違いますが。
でも、作品の空気に苦も無く混ざる程度には普通じゃありません。
とにかく、人間として何かが足りてません。
まんま欠陥品です。
どうしてそうなったかは、ゲームの中の描写にお任せしますが。
でも、普通の子なんです。
いや、普通じゃないだろ、って言われるとは思いますが。
彼女は彼女なりに、大事にしているものとか、あるいは感情みたいなものはある。
それが、ちょっと普通の人と違うだけです。誰も知らないようなタイミングで、そういう風になってしまっただけで。
何というか、誰しもがこんな感じの性格には成り得るんじゃないか? ってことを念頭にして、海藤はこのキャラを描いていました。
いや、ならねえよ、って言われるとは思いますが(二度目)。
ともかくそういうことなんです。
仙華の持つ脆弱性みたいなものは、ふとすると誰もが抱えてしまいかねないもの……というか。
そんな不穏な塊が、「Strafe」の中で増幅されて、キャラクターになった、みたいな感じです。
自分でも何言ってるかよくわからないぐらいですが、仙華を表すとしてはこんな感じかな、と思います。
小難しい話を抜きにすると……。
気だるげな女の子って、可愛くありません?
仙華を表すもうひとつの要因としては、これに尽きます。
明るい子も結構、ツンツンした子も結構、バイオレンスな女王も結構。
でも、それらのどれもが持ちえない魅力みたいなのがあると思うんです、無気力っぽい女の子ってのは。
ともすると、いたずらしても何となく受け入れてくれそう、みたいな期待が持てるのもありますね。
大人しい子とは違いますよ? わりと決定的に。
例えば、ぐでーんとしてるところにいきなりキスとかしても「ふーん」とか「ばーか」とかで済まされる、みたいな。
照れを表に出さないけど、頬は赤い、みたいな。
うわあ俺気持ちわりぃ。
とにかく、可愛いですよね? あとジト目。
ジト目は思いっきりキャラデザに海藤が口出しすることで実現した、なんて背景もあります。
ストーリーはどこまで語っていいんだかわからないんで、さっくりと。
この「Strafe」はストーリーの大筋を七つの大罪をテーマとして作りました。
そうい題名の漫画じゃないですよ? 散々使い古されている人間の罪のアレです。
仙華が担当するのは「暴食」と「怠惰」。
どんな流れになっているかは、ぜひぜひ本編を。
……まあ、愛だの恋だのが関わるお話ではないですね。とりあえず。
とまあ、長くなったんで、今回はこのへんで。
最後に一言。
まさか、仙華と同じように、胃袋に問題を抱えることになるとは……。
子は親に似る、ならぬ、親は子に似る、でしょうか?
別に仙華は困ってなさそうですけど。
フルーツグラノーラうめえ。
シナリオ担当、海藤拓実です。
ちょっと前までこういうのは不味いもんだと思ってたが……。
保存食というか、糧食というか。
ちゃんとした食事ではなくて、「摂取するもの」みたいな食べ物には、独特な魅力があると思います。
グラノーラは違いますが。
メタルギアのレーションとか、進撃の巨人の軍用糧食とか、北斗の拳の缶詰とか。
そういうの、無性に食べてみたくなりません?
……俺だけか?
ま、雑記はこれぐらいにして。
今回からこのサークルの二作目「Strafe」のご紹介です。
僕が参加してからだと、初めて企画段階から関わった作品になります。
といってもやはり僕が発案というわけではなく、メンバー各々が持ち寄った設定とかアイディアとかを織り込んだ結果、核となる設定みたいなものが出来上がりまして。
そこから、キャラを決め、骨組みを決め。
そして、シナリオ担当が執筆した、という形で出来上がりました。
なお、本作は僕以外にももう一人シナリオ書いた人がいます。
別に隠すことでもないですが。
もうお一方の頭ん中はわからないので、僕が手掛けた範囲でのお話になることをご了承ください。
作風としては、紹介の所にもある通り暗めです。
少なくとも普通じゃないですね。
孤島というある種の閉じられた空間で、主人公やヒロインなどのキャラクターが動く物語です。
そんでもって、精神的にもわりと追い詰められてます。
まあ、そのへんはホームページにて。
では、キャラ紹介。今回は主人公染無零司(そめなし れいじ)です。
あ、さらっと小ネタを言うと、本作のキャラは名前に数字が関連しています。
零司はまんま「ゼロ」ですね。
加えて「無」であることと、「染められるもの」みたいな意味も込められてます。
……こういうのを前作でやりたかった(ry
個人的にはかなり実験的な主人公でした。
前作の紫苑にわりとしっかりしたキャラがあったのもありますが、零司はプレイヤーに近い人間にするために、あまりキャラ付けをしていません。
これにはもうひとつ理由があって、「ルートごとにまるで別人になる」ように性格が変遷するようにしたことによります。
小説などだと、主人公はそれなりに形があり、自分で動く必要があります。
けれど、こういうゲームって、プレイヤーが選択肢を選ぶことが出来ます。自分の性格や、意志によって。
それに意味と実感を持たせられるかなー、と思ったわけです。こういう主人公を作ることによってね。
成功か失敗かはわからないですけど。
ともかく彼は、その名の通り「ゼロ」、まっさらなキャラクターです。
ある程度キャラを作る特徴とかはありますけど、それだけです。
プレイによって、いろんな人間になります。まわりに影響されやすい人間であるとも言えます。
生まれからして恵まれない環境に生まれた零司。
さらに、兄替わりの人が死に、そこから規律的で自由のない生活を享受するなかで、とりあえず零司はそういう人間になってしまった。
自分で選択することが今までなかった故に、いざ選択を強いられると、それがとても重い意味を持つ、というか。
かつ、まわりに影響されやすい。環境を受け入れないと生きられない場所でしか生きてこなかった人間ですから。
しかも、自分を押し殺す必要もあったので、自分の感情と行動がうまく連動しておらず、持て余している感もあります。
零司は、人間としてそもそも不安定なんです。
物語は、そういう所から始まる感じです。
そこから先は、選択肢によりけりでいろんな人間になります。
そういう所も、プレイヤーの方には楽しんでいただけたらな、と。
でも、これってゲームでしか描けない主人公だけど、そもそも主人公としてはどうなのだろう? という疑問が今でも残ります。
なんというか、主人公がきっちりキャラとして成り立っていないと、物語全体があやふやになってしまうと思うわけです。
一応、対策じみたことを織り込みはしました。効果は、僕はそれなりにあったと思いますが……。
その対策は、機会があればその時に。
では、長くなったので、今回はこのあたりで。
最後に一言。
ハッピーバレンタイン……です。
……泣いてない。泣いてないったら。
シナリオ担当、海藤拓実です。
ちょっと前までこういうのは不味いもんだと思ってたが……。
保存食というか、糧食というか。
ちゃんとした食事ではなくて、「摂取するもの」みたいな食べ物には、独特な魅力があると思います。
グラノーラは違いますが。
メタルギアのレーションとか、進撃の巨人の軍用糧食とか、北斗の拳の缶詰とか。
そういうの、無性に食べてみたくなりません?
……俺だけか?
ま、雑記はこれぐらいにして。
今回からこのサークルの二作目「Strafe」のご紹介です。
僕が参加してからだと、初めて企画段階から関わった作品になります。
といってもやはり僕が発案というわけではなく、メンバー各々が持ち寄った設定とかアイディアとかを織り込んだ結果、核となる設定みたいなものが出来上がりまして。
そこから、キャラを決め、骨組みを決め。
そして、シナリオ担当が執筆した、という形で出来上がりました。
なお、本作は僕以外にももう一人シナリオ書いた人がいます。
別に隠すことでもないですが。
もうお一方の頭ん中はわからないので、僕が手掛けた範囲でのお話になることをご了承ください。
作風としては、紹介の所にもある通り暗めです。
少なくとも普通じゃないですね。
孤島というある種の閉じられた空間で、主人公やヒロインなどのキャラクターが動く物語です。
そんでもって、精神的にもわりと追い詰められてます。
まあ、そのへんはホームページにて。
では、キャラ紹介。今回は主人公染無零司(そめなし れいじ)です。
あ、さらっと小ネタを言うと、本作のキャラは名前に数字が関連しています。
零司はまんま「ゼロ」ですね。
加えて「無」であることと、「染められるもの」みたいな意味も込められてます。
……こういうのを前作でやりたかった(ry
個人的にはかなり実験的な主人公でした。
前作の紫苑にわりとしっかりしたキャラがあったのもありますが、零司はプレイヤーに近い人間にするために、あまりキャラ付けをしていません。
これにはもうひとつ理由があって、「ルートごとにまるで別人になる」ように性格が変遷するようにしたことによります。
小説などだと、主人公はそれなりに形があり、自分で動く必要があります。
けれど、こういうゲームって、プレイヤーが選択肢を選ぶことが出来ます。自分の性格や、意志によって。
それに意味と実感を持たせられるかなー、と思ったわけです。こういう主人公を作ることによってね。
成功か失敗かはわからないですけど。
ともかく彼は、その名の通り「ゼロ」、まっさらなキャラクターです。
ある程度キャラを作る特徴とかはありますけど、それだけです。
プレイによって、いろんな人間になります。まわりに影響されやすい人間であるとも言えます。
生まれからして恵まれない環境に生まれた零司。
さらに、兄替わりの人が死に、そこから規律的で自由のない生活を享受するなかで、とりあえず零司はそういう人間になってしまった。
自分で選択することが今までなかった故に、いざ選択を強いられると、それがとても重い意味を持つ、というか。
かつ、まわりに影響されやすい。環境を受け入れないと生きられない場所でしか生きてこなかった人間ですから。
しかも、自分を押し殺す必要もあったので、自分の感情と行動がうまく連動しておらず、持て余している感もあります。
零司は、人間としてそもそも不安定なんです。
物語は、そういう所から始まる感じです。
そこから先は、選択肢によりけりでいろんな人間になります。
そういう所も、プレイヤーの方には楽しんでいただけたらな、と。
でも、これってゲームでしか描けない主人公だけど、そもそも主人公としてはどうなのだろう? という疑問が今でも残ります。
なんというか、主人公がきっちりキャラとして成り立っていないと、物語全体があやふやになってしまうと思うわけです。
一応、対策じみたことを織り込みはしました。効果は、僕はそれなりにあったと思いますが……。
その対策は、機会があればその時に。
では、長くなったので、今回はこのあたりで。
最後に一言。
ハッピーバレンタイン……です。
……泣いてない。泣いてないったら。