同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。
新作情報や日常のできごとなど
フルーツグラノーラうめえ。
シナリオ担当、海藤拓実です。
ちょっと前までこういうのは不味いもんだと思ってたが……。
保存食というか、糧食というか。
ちゃんとした食事ではなくて、「摂取するもの」みたいな食べ物には、独特な魅力があると思います。
グラノーラは違いますが。
メタルギアのレーションとか、進撃の巨人の軍用糧食とか、北斗の拳の缶詰とか。
そういうの、無性に食べてみたくなりません?
……俺だけか?
ま、雑記はこれぐらいにして。
今回からこのサークルの二作目「Strafe」のご紹介です。
僕が参加してからだと、初めて企画段階から関わった作品になります。
といってもやはり僕が発案というわけではなく、メンバー各々が持ち寄った設定とかアイディアとかを織り込んだ結果、核となる設定みたいなものが出来上がりまして。
そこから、キャラを決め、骨組みを決め。
そして、シナリオ担当が執筆した、という形で出来上がりました。
なお、本作は僕以外にももう一人シナリオ書いた人がいます。
別に隠すことでもないですが。
もうお一方の頭ん中はわからないので、僕が手掛けた範囲でのお話になることをご了承ください。
作風としては、紹介の所にもある通り暗めです。
少なくとも普通じゃないですね。
孤島というある種の閉じられた空間で、主人公やヒロインなどのキャラクターが動く物語です。
そんでもって、精神的にもわりと追い詰められてます。
まあ、そのへんはホームページにて。
では、キャラ紹介。今回は主人公染無零司(そめなし れいじ)です。
あ、さらっと小ネタを言うと、本作のキャラは名前に数字が関連しています。
零司はまんま「ゼロ」ですね。
加えて「無」であることと、「染められるもの」みたいな意味も込められてます。
……こういうのを前作でやりたかった(ry
個人的にはかなり実験的な主人公でした。
前作の紫苑にわりとしっかりしたキャラがあったのもありますが、零司はプレイヤーに近い人間にするために、あまりキャラ付けをしていません。
これにはもうひとつ理由があって、「ルートごとにまるで別人になる」ように性格が変遷するようにしたことによります。
小説などだと、主人公はそれなりに形があり、自分で動く必要があります。
けれど、こういうゲームって、プレイヤーが選択肢を選ぶことが出来ます。自分の性格や、意志によって。
それに意味と実感を持たせられるかなー、と思ったわけです。こういう主人公を作ることによってね。
成功か失敗かはわからないですけど。
ともかく彼は、その名の通り「ゼロ」、まっさらなキャラクターです。
ある程度キャラを作る特徴とかはありますけど、それだけです。
プレイによって、いろんな人間になります。まわりに影響されやすい人間であるとも言えます。
生まれからして恵まれない環境に生まれた零司。
さらに、兄替わりの人が死に、そこから規律的で自由のない生活を享受するなかで、とりあえず零司はそういう人間になってしまった。
自分で選択することが今までなかった故に、いざ選択を強いられると、それがとても重い意味を持つ、というか。
かつ、まわりに影響されやすい。環境を受け入れないと生きられない場所でしか生きてこなかった人間ですから。
しかも、自分を押し殺す必要もあったので、自分の感情と行動がうまく連動しておらず、持て余している感もあります。
零司は、人間としてそもそも不安定なんです。
物語は、そういう所から始まる感じです。
そこから先は、選択肢によりけりでいろんな人間になります。
そういう所も、プレイヤーの方には楽しんでいただけたらな、と。
でも、これってゲームでしか描けない主人公だけど、そもそも主人公としてはどうなのだろう? という疑問が今でも残ります。
なんというか、主人公がきっちりキャラとして成り立っていないと、物語全体があやふやになってしまうと思うわけです。
一応、対策じみたことを織り込みはしました。効果は、僕はそれなりにあったと思いますが……。
その対策は、機会があればその時に。
では、長くなったので、今回はこのあたりで。
最後に一言。
ハッピーバレンタイン……です。
……泣いてない。泣いてないったら。
シナリオ担当、海藤拓実です。
ちょっと前までこういうのは不味いもんだと思ってたが……。
保存食というか、糧食というか。
ちゃんとした食事ではなくて、「摂取するもの」みたいな食べ物には、独特な魅力があると思います。
グラノーラは違いますが。
メタルギアのレーションとか、進撃の巨人の軍用糧食とか、北斗の拳の缶詰とか。
そういうの、無性に食べてみたくなりません?
……俺だけか?
ま、雑記はこれぐらいにして。
今回からこのサークルの二作目「Strafe」のご紹介です。
僕が参加してからだと、初めて企画段階から関わった作品になります。
といってもやはり僕が発案というわけではなく、メンバー各々が持ち寄った設定とかアイディアとかを織り込んだ結果、核となる設定みたいなものが出来上がりまして。
そこから、キャラを決め、骨組みを決め。
そして、シナリオ担当が執筆した、という形で出来上がりました。
なお、本作は僕以外にももう一人シナリオ書いた人がいます。
別に隠すことでもないですが。
もうお一方の頭ん中はわからないので、僕が手掛けた範囲でのお話になることをご了承ください。
作風としては、紹介の所にもある通り暗めです。
少なくとも普通じゃないですね。
孤島というある種の閉じられた空間で、主人公やヒロインなどのキャラクターが動く物語です。
そんでもって、精神的にもわりと追い詰められてます。
まあ、そのへんはホームページにて。
では、キャラ紹介。今回は主人公染無零司(そめなし れいじ)です。
あ、さらっと小ネタを言うと、本作のキャラは名前に数字が関連しています。
零司はまんま「ゼロ」ですね。
加えて「無」であることと、「染められるもの」みたいな意味も込められてます。
……こういうのを前作でやりたかった(ry
個人的にはかなり実験的な主人公でした。
前作の紫苑にわりとしっかりしたキャラがあったのもありますが、零司はプレイヤーに近い人間にするために、あまりキャラ付けをしていません。
これにはもうひとつ理由があって、「ルートごとにまるで別人になる」ように性格が変遷するようにしたことによります。
小説などだと、主人公はそれなりに形があり、自分で動く必要があります。
けれど、こういうゲームって、プレイヤーが選択肢を選ぶことが出来ます。自分の性格や、意志によって。
それに意味と実感を持たせられるかなー、と思ったわけです。こういう主人公を作ることによってね。
成功か失敗かはわからないですけど。
ともかく彼は、その名の通り「ゼロ」、まっさらなキャラクターです。
ある程度キャラを作る特徴とかはありますけど、それだけです。
プレイによって、いろんな人間になります。まわりに影響されやすい人間であるとも言えます。
生まれからして恵まれない環境に生まれた零司。
さらに、兄替わりの人が死に、そこから規律的で自由のない生活を享受するなかで、とりあえず零司はそういう人間になってしまった。
自分で選択することが今までなかった故に、いざ選択を強いられると、それがとても重い意味を持つ、というか。
かつ、まわりに影響されやすい。環境を受け入れないと生きられない場所でしか生きてこなかった人間ですから。
しかも、自分を押し殺す必要もあったので、自分の感情と行動がうまく連動しておらず、持て余している感もあります。
零司は、人間としてそもそも不安定なんです。
物語は、そういう所から始まる感じです。
そこから先は、選択肢によりけりでいろんな人間になります。
そういう所も、プレイヤーの方には楽しんでいただけたらな、と。
でも、これってゲームでしか描けない主人公だけど、そもそも主人公としてはどうなのだろう? という疑問が今でも残ります。
なんというか、主人公がきっちりキャラとして成り立っていないと、物語全体があやふやになってしまうと思うわけです。
一応、対策じみたことを織り込みはしました。効果は、僕はそれなりにあったと思いますが……。
その対策は、機会があればその時に。
では、長くなったので、今回はこのあたりで。
最後に一言。
ハッピーバレンタイン……です。
……泣いてない。泣いてないったら。
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