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同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。 新作情報や日常のできごとなど
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アニメ三話の法則(仮)はどうにかならんのかいな。
シナリオ担当、海藤拓実です。
つーか俺まだ一話しか見てないのに、やめろよおおおぉ……


↑の話は、わからない人はわからなくていいです。
とりあえず、今日も今日とて「pastel pallet」。
今回は、春日巴(かすが ともえ)のターンです。


まず、ひとつ。気に入らない点から。
もうちょっと名前、ひねりたかったなあ……なんて思います。
キャラの名前は全員俺に話が来る前に決まってましたから、仕方ないんですけど。
このキャラに限らず、どうせ「色」を作品のテーマとタイトルにするなら、そういう名前を考えたかったですね。


では、本題。
このキャラは、海藤の一番のお気に入りです。
知春のところでちょこっと触れましたが、こいつはまったく「いい子」ではありませんでした。
はい、暴走しまくりました。というか、勝手に一人歩きを始めたのがこの子です。

基本的に、メタい特長だらけのキャラクターとなっております。
まあオタク趣味がある子っていう設定なので、別にそれはいいんですけど。
メタ発言とかネタ発言とかは、そのネタが老朽化する定めであることは念頭に置かなければいけないので、出来る限りいろんなジャンル&時期のものを選んだつもりです。
それに、読み手にネタがわからないとつまらないですからね。
出来る限り、いろんな人にわかってもらえるように努力はしました。
……それでも、限界はあったのかな、と思いますけど。
もうひとつの特長としては「友人」であるということ。
この後の話にも通ずることですが、幼馴染である神代姉妹よりも、付き合いが浅いわけです。
故に、巴と紫苑、お互いのことがよくわかっていないところがあります。
物語開始の時点で、未知数な部分がある関係性というのは、とても先を作りやすいものです。
そこを丁寧に埋めていくことで、自然と関係と物語が進んでいきますからね。
巴自体がフランクな性格であるので、距離が縮むのがあまりにも時間がかかるという事態も避けられました。
「模範生」ではない故に、キャラクターとしては「優等生」。それが巴です。


一番気に入っている点は、巴は紫苑との関係が「ゼロ」から始まるという所です。
つまるところ、最初は友人でしかないわけです。
例えばお互いを苗字で呼び合うような。実際巴と紫苑もそうですし。
学校で生活していれば出来る(……はず。俺はあんまり出来なかった)、異性の友達でしかないわけです。
そこから、だんだんと恋愛方向に意識がシフトしていって、距離も近くなっていって……。
その過程で、巴は女の子っぽくなっていっちゃったりしちゃったりなんかしちゃったり(錯乱)。
そういうドキドキを、書きながら味わえました。
たぶん、にやにやしながら書いてたんだろうなあ、当時。
それぐらい書いていて楽しいキャラでした。

恋愛ゲームに限らず、恋愛の物語を読むことで味わえる醍醐味の一つを、このキャラを通して描くことが出来たのは、書き手にとってひとつの幸せでした。
ストーリーも巴というキャラから自然と紡ぎ出されて来たので、僕としては満足です。
あとの問題は、巴をプレイヤーのみなさんが好きになってくれるかどうかなのですが……。
そのあたりは、ぜひぜひ実際にプレイをすることでご判断を。
よろしくお願いします。


最後に一言。
巴みたいな子、リアルでいませんかね?
あ、いないですか。……そうですか。はい。
でもまあ、彼女だったら彼女だったで、アニメのネタバレとかバンバンしそうだなぁ……。
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