同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。
新作情報や日常のできごとなど
すっかり寒くなってきましたね。
シナリオ担当、海藤拓実です。
でも去年よりもあったかい気がするなあ。
何となくここが海藤の私物みたいになるのが嫌で、しばらく更新をしないでいたのですが……。
まあ、そりゃこうなるよなw
やはり特筆するようなお知らせもないですが、放置よりは雑記でも更新しなきゃね。
さて、雑記をば。
今回は、「転んでもただでは起きない」というお話。
つい昨日のことです。
食材の買い出しから帰り、さあ、食料を冷蔵庫に入れよう、というところ。
6個入り卵パックを、派手に落っことしました。
中身を外に零さない最低限度の強度しか持たない奴らの殻が、落下に耐えられるわけもなく。
6個のうち、無事だったのは1個のみでした。
久しぶりに、変な声が出ました。
大分前にも言ったけど、海藤は貧乏です。
200円に満たないとはいえ、食べ物です。無駄にするなんてもってのほかです。
割れた5個のうち、ひとつは見るも無残な状態になって床にぶちまけられ、リカバリーは不可能でした。
が。
あとの4個は、殻が割れて中身が出てはいるものの、まだいけそう。
なので、コートも脱がぬまま、海藤の戦い(?)が始まりました。
で、終わりました。過程はただ一人の男が笑いながら卵をいじっていただけだったので割愛。
結果として、晩御飯のお好み焼きの生地と、翌日(つまり今日)の、朝食のおかずになる玉子焼きが完成。
はい。おいしかったです。
とまあ、これはただの貧乏人の奮闘記ってだけなのですが。
駄目になりそうなものをどうにかしよう、っていう考えは、海藤が自分の中で、唯一と言っていいほど、明確に長所だと思っている部分です。美点と言ってもいい。
つまり、自分で自分の気に入っているところです。
こういうのは、幸せだな、と思うのです。
すごい金持ちだったり、食に無関心だったり……。
いろいろな理由があるでしょうが、割れた卵をどうにかしようとする人は、たぶん今は少数派でしょう。
パックの中で白身を零しかけている奴を見て「どうにかしよう」と思う人って、どれぐらいいるのでしょう。
大抵の人って、「やっちまった」と思いながら捨てちゃうんじゃないでしょうか?
損だと思うのですよ、色んな意味で、そういうのは。
なんでわからないんだ、あの卵たちの悲哀を。あの零れた白身が涙にしか見えn(ry
すいません調子乗りました。
ともかく。
割れた卵と戯れているあの時間は、とりあえず自分は本気で、心から楽しいと思っていたわけです。
それを面倒だとか醜いとか切ないとか、そんな言葉をつけて嘲笑する人間にはなりたくないのです。
創作も同じだと思います。
人にとって取り留めもないこと、または取るに足らないこと、そういうものを、いかに飾りつけるか、みたいなことだと思うのです。
その飾り付けられたありふれたものを、人がどう見るかは、わからないですけどね。
ただ、最初から煌びやかに光っているものをいじったってつまらないですよ。
例えば、人が死ぬ実話とかね。そういうのを文章にしただけでは、僕はそれを創作と呼べるとは思いません。
するとしても、それはきちんと物語として、着飾らせてやらなきゃ。
何にしても、基本的には、実体験をいくつも混ぜこんで、搾って、その結果零れた一滴みたいなものを寄せ集めて、初めて物を創った、と言えるのではないでしょうか。
ものすごい失敗も、悲しい体験も、忘れたくなるような過去も。言ってしまえば割れた卵みたいなものです。
どのような形にせよ、そういうものを無駄にはしたくはないな、と思う今日この頃でした。
最後に一言。
割れた卵も命のようなもの、無駄には決してしませんが、町でいちゃつくカップルは粉微塵に爆ぜろと思います。
頼むからやめろ。泣きながら生卵ぶつけんぞ。
シナリオ担当、海藤拓実です。
でも去年よりもあったかい気がするなあ。
何となくここが海藤の私物みたいになるのが嫌で、しばらく更新をしないでいたのですが……。
まあ、そりゃこうなるよなw
やはり特筆するようなお知らせもないですが、放置よりは雑記でも更新しなきゃね。
さて、雑記をば。
今回は、「転んでもただでは起きない」というお話。
つい昨日のことです。
食材の買い出しから帰り、さあ、食料を冷蔵庫に入れよう、というところ。
6個入り卵パックを、派手に落っことしました。
中身を外に零さない最低限度の強度しか持たない奴らの殻が、落下に耐えられるわけもなく。
6個のうち、無事だったのは1個のみでした。
久しぶりに、変な声が出ました。
大分前にも言ったけど、海藤は貧乏です。
200円に満たないとはいえ、食べ物です。無駄にするなんてもってのほかです。
割れた5個のうち、ひとつは見るも無残な状態になって床にぶちまけられ、リカバリーは不可能でした。
が。
あとの4個は、殻が割れて中身が出てはいるものの、まだいけそう。
なので、コートも脱がぬまま、海藤の戦い(?)が始まりました。
で、終わりました。過程はただ一人の男が笑いながら卵をいじっていただけだったので割愛。
結果として、晩御飯のお好み焼きの生地と、翌日(つまり今日)の、朝食のおかずになる玉子焼きが完成。
はい。おいしかったです。
とまあ、これはただの貧乏人の奮闘記ってだけなのですが。
駄目になりそうなものをどうにかしよう、っていう考えは、海藤が自分の中で、唯一と言っていいほど、明確に長所だと思っている部分です。美点と言ってもいい。
つまり、自分で自分の気に入っているところです。
こういうのは、幸せだな、と思うのです。
すごい金持ちだったり、食に無関心だったり……。
いろいろな理由があるでしょうが、割れた卵をどうにかしようとする人は、たぶん今は少数派でしょう。
パックの中で白身を零しかけている奴を見て「どうにかしよう」と思う人って、どれぐらいいるのでしょう。
大抵の人って、「やっちまった」と思いながら捨てちゃうんじゃないでしょうか?
損だと思うのですよ、色んな意味で、そういうのは。
なんでわからないんだ、あの卵たちの悲哀を。あの零れた白身が涙にしか見えn(ry
すいません調子乗りました。
ともかく。
割れた卵と戯れているあの時間は、とりあえず自分は本気で、心から楽しいと思っていたわけです。
それを面倒だとか醜いとか切ないとか、そんな言葉をつけて嘲笑する人間にはなりたくないのです。
創作も同じだと思います。
人にとって取り留めもないこと、または取るに足らないこと、そういうものを、いかに飾りつけるか、みたいなことだと思うのです。
その飾り付けられたありふれたものを、人がどう見るかは、わからないですけどね。
ただ、最初から煌びやかに光っているものをいじったってつまらないですよ。
例えば、人が死ぬ実話とかね。そういうのを文章にしただけでは、僕はそれを創作と呼べるとは思いません。
するとしても、それはきちんと物語として、着飾らせてやらなきゃ。
何にしても、基本的には、実体験をいくつも混ぜこんで、搾って、その結果零れた一滴みたいなものを寄せ集めて、初めて物を創った、と言えるのではないでしょうか。
ものすごい失敗も、悲しい体験も、忘れたくなるような過去も。言ってしまえば割れた卵みたいなものです。
どのような形にせよ、そういうものを無駄にはしたくはないな、と思う今日この頃でした。
最後に一言。
割れた卵も命のようなもの、無駄には決してしませんが、町でいちゃつくカップルは粉微塵に爆ぜろと思います。
頼むからやめろ。泣きながら生卵ぶつけんぞ。
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