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同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。 新作情報や日常のできごとなど
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新年早々、落ち込んでいます。
シナリオ担当、海藤拓実です。
……何だか本当、いたたまれない。タイトル通り。

今回は雑記をば。
僕が幼い頃、よく遊んでいた幼馴染と言えるような子が亡くなってしまいました。
最近ではめっきり親交がなくなってしまっていたのですが……。
それでも、何だか心苦しいものがあります。
何となく、どこかで楽しくやってるんだろうな、とか。
風の噂でいろいろな話が耳に入って来るたびに、「ああ、元気でやってるんだな」とか。
「俺とは違ってきちんとしてるだな」って。
……それなのに。
……本当、それなのに。

やっぱ神さまってのは信じちゃいけないですね。
いたとしたら、ただの悪人以下のゲスですよ、そんなのは。
どうせならこっちをあっちに送れっての。
あと運命とかも。
ただのクソくらえです。

で、僕が今何を思ってるか、というと。
人と人との関係って、残酷なほど希薄だな、ってことです。

『確かにそこにあったもの』のストーリーには死が関わっています。
その死がなければ、物語は成り立ちません。
物語の中の登場人物たちは、つかさという存在の死がなければ、きっと何の変哲もない毎日を過ごすことでしょう。
でもそれが起こってしまって、その結果……ってことが、お話の根底にあるわけです。

僕はその主人公、剣児のように、幼馴染の女の子の死を経験した人間となってしまったわけですが。
ある意味で当たり前ですが、剣児のような心の動き方はしなかった。
ただただ、悲しいだけです。
もう一度会いたいとは、思いませんでした。
もし過去に戻っても、僕にはどうにも出来ないわけですから。
喪失感、という意味では剣児とまったく同じですが。
……本当、何なんだかわからない。
僕は一体何を求められてるんでしょうね、こういう時。
伝えるべきことをあげるとしたら、「あの頃は一緒に遊べて楽しかった」ってことぐらい。
でも、こんな言葉、彼女はきっと求めてはいないことでしょう。
その言葉はもちろん、今の彼女に対し、死を悔やむ言葉すら、僕には伝えることが出来ません。

今は近くにいる人ではない。
けれど、小さなころは本当によく一緒にいた。
逆に言えば、あんなに一緒にいたのに、現在は近くにいない人同士になってしまっていたってことですね。
彼女に、その死に対して、僕が何も出来ない、何も思いつかない。そうなってしまう程度には。
こんなものなんでしょうかね。人と人との関係性って。
本当に、ただただいたたまれない、今日この頃なのでした。

最後に一言。
死というものに対して、僕は甘く考え過ぎていたかもしれません。こんなに悲しいとは。
そんな人間が、「死」というものが深く関わる物語を書くなんて、おこがましいにも程がありますね。
ちょっとどころではなく、深く反省。
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