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同人ゲーム作成サークル エーデルアインの開発日記です。 新作情報や日常のできごとなど
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お久しぶりです。
シナリオ担当、海藤拓実です。
いや、本当に久しぶりだ、ブログ書くの。

前回の更新から今回までの間に、パソコンがダメになったり、風呂場の排水溝が詰まったり、イラスト担当と呑みに行った後、勝手に部屋に上がられたので日付変わるあたりで追い出したりしてました。
海藤、つつましやかに元気です。


さて、今回はゲームのお話を。
サイトの方で目にした方もいらっしゃるかもしれませんが、このたび『確かにそこにあったもの』にボイスをつけることが決定いたしました。
無事選考も終わり、代表とイラスト担当を主軸として、各自が動いております。
ぶっちゃけ海藤はあんまり関わってません。選考時に意見出したのと、時折来る声優さんの質問に答える程度です。
……なんで、ね。ほかの人が報告がてらブログ書いてくれるかと思ったけど、そんなことなかったね。
うん、わかってた。別にいいもん。

いざ声が付くってなると、やっぱりいろいろと考えちゃいますね。
正直、声に出されることを想定して書いたシナリオではないので。
日本語としては間違ってないけど、語呂や語感が……とか、そういう部分がちょいちょい見受けられたり。うーん、難しい。
次からもうちょい練った方がいいかなあ。難しいけど。
あと時々土下座とかしたくなりますね。特に下ネタとか。
本っ当すみません。……って、いつか伝えなきゃ。


さて、ここからが本題。そうです、海藤のブログは長いのです。
機会としてはいいと思うので、以前の作品でもやったように、僕が手掛けたキャラについてちょこちょこお話をしていこうかな、と。
まだ世に出て間もないので、いろんな意味で話せないところとかはありますけどね。
というわけで、『確かにそこにあったもの』キャラ紹介、主人公の天野剣児(あまのけんじ)、行ってみましょう。


名前は天叢雲剣から取っています。僕が決めたというか、スタッフが出した原案にあった名前をアレンジした感じです。今回は主要の3人が刀関係の名前になってますが、特に刀である理由はないです。

では、キャラとして、ですが。かなり苦戦しました。……というか、苦労させられたキャラです。本当に。
コンセプトとしては、「喪失感」というか、そういうものにまみれたキャラであるということを念頭に置きました。
言葉としては暗いですが、当初の予定としては「大切なものを失って後ろ向きだけど、いずれ前向きになるキャラ」になるはずでした。
ですが、結果として「普通だったけど、大切なものを失ったために後ろ向きになってしまった」キャラになってしまいました。
……まあ、悪くはないんですけどね。でもややリアルに寄せすぎたかな、と思う。
こういう人はどこにでもいます。でもそれ故に感情移入しづらいというか……。
「その辺にいる自分ではない誰か」みたいな感じが強すぎちゃったかな、と。
もうちょっとどっちかに振り切らせるべきでした。いい子ならいい子、クズならクズに。
精神的に不調だった海藤の影響がモロに出てしまったキャラです。

その後、書き直しが決まった後に、ちょいちょい手直しを入れまして。
シナリオも追加しまして、どうにかこうにか、見れるギリギリのラインは超えることが出来た……と、思いたい。
思いたいんですが、残念ながら、一作目の神崎紫苑と同様にスタッフ人気が低いキャラです。……ヒロインは人気あるのにな、2人とも。
先日の会議でも「なんなのこいつ?」とか「ただの煎餅」とか言われちゃいましたし。
ごめんよ、うちの剣児が迷惑かけて。

ただ、頑張ってはいるんですよ、剣児。
思い込みは激しいし、うだうだやってはいるけれど、決めるところではちゃんと決めるし。
僕なりに良いところを挙げるとすると、「不器用」であることですね。
そもそも器用な人間だったら、どんな形であれど、幼馴染2人を両方手に収めて幸せにさせるはずなんです。
でも剣児にはそれが出来ない。というかそういう発想がない。
彼が求めているものを言葉にすることは控えますが、それは「つかさと沙夜、2人の存在両方」ではないんですよ。
見ようによっては一本気であるところはあるかなと思います。
……ルートによっては、きちんと覚悟を決めますしね。

まあ、普通過ぎて何の反響もないキャラよりはいいの……かな。
いろいろな感想が出ることとは思いますが、気になる方はぜひプレイの程を。
ボイス付き版は、そう遠くない日に世に出せると思います。
その機会にお会い出来ることを楽しみにしてます。
では、今回はこのへんで。


最後に一言。
僕が声関係の作業にあまり参加していないのには、ちょっとしたワケがあります。
その理由はまた、どこかの舞台に上がった時にでも。
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新年早々、落ち込んでいます。
シナリオ担当、海藤拓実です。
……何だか本当、いたたまれない。タイトル通り。

今回は雑記をば。
僕が幼い頃、よく遊んでいた幼馴染と言えるような子が亡くなってしまいました。
最近ではめっきり親交がなくなってしまっていたのですが……。
それでも、何だか心苦しいものがあります。
何となく、どこかで楽しくやってるんだろうな、とか。
風の噂でいろいろな話が耳に入って来るたびに、「ああ、元気でやってるんだな」とか。
「俺とは違ってきちんとしてるだな」って。
……それなのに。
……本当、それなのに。

やっぱ神さまってのは信じちゃいけないですね。
いたとしたら、ただの悪人以下のゲスですよ、そんなのは。
どうせならこっちをあっちに送れっての。
あと運命とかも。
ただのクソくらえです。

で、僕が今何を思ってるか、というと。
人と人との関係って、残酷なほど希薄だな、ってことです。

『確かにそこにあったもの』のストーリーには死が関わっています。
その死がなければ、物語は成り立ちません。
物語の中の登場人物たちは、つかさという存在の死がなければ、きっと何の変哲もない毎日を過ごすことでしょう。
でもそれが起こってしまって、その結果……ってことが、お話の根底にあるわけです。

僕はその主人公、剣児のように、幼馴染の女の子の死を経験した人間となってしまったわけですが。
ある意味で当たり前ですが、剣児のような心の動き方はしなかった。
ただただ、悲しいだけです。
もう一度会いたいとは、思いませんでした。
もし過去に戻っても、僕にはどうにも出来ないわけですから。
喪失感、という意味では剣児とまったく同じですが。
……本当、何なんだかわからない。
僕は一体何を求められてるんでしょうね、こういう時。
伝えるべきことをあげるとしたら、「あの頃は一緒に遊べて楽しかった」ってことぐらい。
でも、こんな言葉、彼女はきっと求めてはいないことでしょう。
その言葉はもちろん、今の彼女に対し、死を悔やむ言葉すら、僕には伝えることが出来ません。

今は近くにいる人ではない。
けれど、小さなころは本当によく一緒にいた。
逆に言えば、あんなに一緒にいたのに、現在は近くにいない人同士になってしまっていたってことですね。
彼女に、その死に対して、僕が何も出来ない、何も思いつかない。そうなってしまう程度には。
こんなものなんでしょうかね。人と人との関係性って。
本当に、ただただいたたまれない、今日この頃なのでした。

最後に一言。
死というものに対して、僕は甘く考え過ぎていたかもしれません。こんなに悲しいとは。
そんな人間が、「死」というものが深く関わる物語を書くなんて、おこがましいにも程がありますね。
ちょっとどころではなく、深く反省。
え、小林幸子さん紅白で千本桜歌ったの?
シナリオ担当、海藤拓実です。
バンプだけしか見てなかった。……見ときゃよかった。


新年、あけましておめでとうございます。
毎度のごとく、別にめでたくもなんともないですけどね。
でもまあ、いいことなんでしょう。新年を迎えられるということは。
とまあ、そんなわけで、今年もエーデルアインをよろしくお願いいたします。

海藤は数年ぶりに休みの元日でしたが、別に普段と変わりません。
朝起きて、飯食って、本読んでゲームして文章いじって。
大晦日もラーメンズ見ながら飯食って、普通に寝ましたしね。起きたまま年越しとかしばらくしてません。
睡眠は至福の時なのだ。異論は認めぬ。

そんな感じで、今年も続いていくと思います。
変わらず、ここで作ってるゲームのシナリオとか、小説とかを書きながら。
どんな形にせよ、ちょっとでも誰かに楽しんでもらえるような文章を書き続けられたらな、なんて思ったりしてるので。
最初は自分が楽しいから書き始めたわけですが、もう長く続けているとそれだけじゃ満足できないわけですよ。
もっとも、いくら書こうが終わりなどはないですけどね。終わらせることは出来ますが。はい、アゲハ蝶です。パクリです。
……………………何か?
なんて、開き直ったりしてみる今日この頃なのでした。

とまあ、そんなゆるい感じで、今年もよろしくお願いします。
新年一発目から雑記オンリーの記事ですが……。
実は、ちょっとここらで言ってもいいかなってことがあったりするんですが。
ま、僕の担当部署のことではないんで言いません。
言って怒られたらやだもーん。
と、いう訳で。今回はこのへんで。


最後に一言。
テレビのお笑いがつまらないのは当たり前になってきてますが、最近また違った感じがしませんか?
なんだか、文化祭で仕方なくやる演劇発表みたいな痛々しさを覚えます。
……俺だけか?
なんか5のつく日に更新する事態が続いていますね。
シナリオ担当、海藤拓実です。
別に意味も意図もありませんけど。


さて、今回は雑記をば。
もちろん、ゲームのことも交えつつね。わかってますわかってます。

海藤は今自分の方の小説の案を煮詰めているのですが(おい)。
こういう作業は楽しいものではありますが、同じぐらい苦しいと感じるものでもあります。
否が応でも自分の未熟さや無知さが浮き彫りになる過程ですから。
「もっと面白く出来るはず」とわかっていながら、その道程を辿るための力を持ち合わせてないわけです。で、結果悩んで悩んで悩んで落ち込んで悩む、と。
ああでもない、こうでもない、そんな言葉を繰り返してばかりの日々が過ぎて行きます。

……ま、実はこのサークルでの作品についても一緒に考えてたりするんですけどね。
口に出せないレベルのことばかりなので、あんまり突っ込んでは書きませんが。
で、両方に共通して、かつ物語の筋を決めかねない、重要な存在がいます。
「主人公」です。
今回はそんなお話でもしようかと。

海藤の書く主人公は、基本的には男性です。
海藤が男なので、という単純な理由で。
女性主人公を書くのがイヤってわけじゃないですよ。でも、どう頑張っても男性主人公よりも純度の高いキャラにならないんですよ、現状は。
例えば仕草とか、考え方とか、そういうところに含ませられるものが、どうしても同レベルまで達しない。そんな感じです。
そんなに無理して書くこともないはずですしね。
かつ、あんまり普通の男にはなりません。
海藤の書く男主人公は、「何かが欠如してる」か、「何かに思い悩み続ける」ってパターンが多いですね。
サークルのゲームで言えば、「Strafe」主人公の零司と「確かにそこにあったもの」の主人公剣児が前者で、「Pastel Pallet」主人公、紫苑が後者でしょう。大雑把ですけど。
なんというか、作りやすいんですよ。すごく。
たぶん海藤自身に何かが欠けてて、しかも無駄に悩んでるんでしょうね。
……なんて単純な人間なことか。

でも自分の分身にしちゃ駄目ですよね。
なので、そのキャラを1人の人間に仕立て上げるような、そんな特徴とか、長所とかを付随させようと頑張るわけですが……。
これが上手く行かない。なかなかどうして。
どこか没個性になっちゃうんです。その過程で。
で、そっから脱却しようと頑張ると、どうも感情移入がしづらいキャラになったりも。
ここが難しいところで「キャラが立ってるなら感情移入できるかどうかなんて考えなくてもいいんじゃないか?」という疑問が浮かんだりするわけです。

「アマガミ」というゲームの主人公「橘純一」、通称橘さんは、ほとんど感情移入要素を廃絶した主人公です(実は昨日が誕生日だったり)。
やったことがある人はわかると思いますが、非常にマニアックな意味で変態で、かつ紳士なのが橘さんです。
エロス全開の高校生なんてどこにでもいます。また多くの人がそうでしょう。スケベな主人公にはどこか感情移入要素があります。
ただ、橘さんは度を超えてます。
「よし、寒いから後輩の身体であったまろう!」とか。
「蹴られた時、何か感じた。家に帰ったら蹴られたところをよく観察してみよう」とか。
「わんわん! お菓子もっと欲しいわん!(先輩の掌ぺろぺろぺろ)」とか。
絶対おかしいです。言動が。
↑に上げた例なんてほんの一部で、しかもかなり簡略化して書いてます。細部を突き詰めると、どうして女の子に好かれるのか不思議なところさえあります。
で、話を戻すと、ですね。
海藤としては、この主人公に感情移入はほとんど出来ません。
しかし、数は少ないなれど、僕がやったギャルゲーの主人公では一番好きなキャラなんです。
時々、すっごいかっこいんですよ。
かつ、過去に恋愛がらみで大きな傷を持っているので、そのぶん人をむやみに傷つけないでいたいと思う、優しい人間だったりする。
また「アマガミ」は、そんな傷を持った主人公が、再び前を向いて、新しい恋を探す物語、そんな風にも描かれているんです。
そりゃまあ、変態なのは確かです。
でも、魅力的だと感じられないキャラだったら「橘さん」なんて、敬称付きの愛称で呼ばれたりしませんよね。たぶん。

ギャルゲーの主人公としては、失格かもしれない。でも、1人のキャラとしては合格点。
僕は、どうせ書くならそんな主人公を書きたいと思います。
感情移入よりも、1人の人間として認められるキャラを書きたい。
次の作品については、特に強くそう思いますね。
そのためには、もっといろいろ勉強して、自分の中に魅力的なものをため込まなきゃな、と思う、今日この頃なのでした。


最後に一言。
……でもやっぱ、時折目に余りますよ、橘さん。
もう一つの愛称が「ポルノ野郎」ですもん。
禁酒してました。
シナリオ担当、海藤拓実です。
今日、禁酒を止めました。

ウイスキー飲んで家でぶっ倒れたのでしばらく自粛してました。一ヶ月ぐらい。
間が空くと、かなり美味しくは感じますが酔いやすくもなってる様な……。
気のせいかな。

さて、ちょっと遅れましたが、ご挨拶を。
11月15日のコミティアでお世話になった方々へ。
ありがとうございました。
なかなかブログを更新出来なくて、かなり遅くなってしまいましたが。

ソフトをお手に取っていただいた方々。
両隣のブースのサークルさま。
中には以前お会いした方もいらっしゃったと記憶しています。
さらに今回は、差し入れをしてくださった方も。
さらにさらに、僕とイラスト担当が買ったソフトを温めてくれた売り子さんも。
……あ、最後のはわけわかりませんよねそうですよね。
ともかく。本当にありがとうございました。
ソフトを作るやりがいも、他では味わえない楽しさも。僕らがそういうのを感じられているのは、ひとえに皆様のおかげです。
頭を地面に擦り付けて血を滲ませるほど感謝しても足りません。

また顔を出すと思います。
お世話になることがありましたら、またよろしくお願いします。

…………で。
まあ、なんやかんや、いろいろとサークル内部で進行しているようでして。
僕に関係あるような、ないような、やっぱりあるような。そんなことが。
気が向いたら、ここなんかでちょいちょい報告しながら活動していきます。
今後とも、エーデルアインをよろしくお願いいたします。

とまあ、今回はこのへんで。



最後に一言。
今日、酒の肴として、生まれて初めて鹿肉を食べてみました。
美味かったです。
牛、豚、鶏以外の肉って、独特な魅力感じませんかね?
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